
中古車の買取価格は、年式や走行距離だけでなく、意外にもボディカラーが大きな影響を与えることをご存知でしょうか。特定の色が市場での需要に強く結びついているため、同じ車種・年式・走行距離でも、色の違いだけで査定額に大きな差が生まれることがあります。
一般的に、人気色と不人気色では査定額に数万円から数十万円もの差が出るケースが報告されており、軽自動車では31万円、コンパクトカーでは13万円、ミニバンでは62万円、セダンでは最大83万円もの差が生じることもあります。
本記事では、中古車市場におけるボディカラーの影響を詳しく解説し、高く売れる人気色の特徴、車種別の傾向、そして愛車を最高価格で売却するための実践的な戦略をご紹介いたします。
ボディカラーが買取価格に大きく影響する理由
中古車市場では、「売れやすい車」を業者ができるだけ高く買い取ろうとする傾向があります。車の査定額は、中古車販売価格や業者オークションの落札相場を根拠に決められるため、市場で人気のある色は買い手が多く、すぐに売れる見込みがあるため高値で買い取られるのです。
業者にとって、人気色の車は在庫リスクが少なく、回転率が良いため利益を確保しやすい商品と言えます。一方、好みが分かれる個性的な色や需要が低い色は、売れるまでに時間がかかったり、在庫として長く残るリスクがあるため、買取価格が低く抑えられがちです。
市場の需要と供給のバランス
中古車市場では、購入者の約70%が白、黒、シルバー、グレーの4色から選ぶという調査結果があります。このため、これらの定番色は安定した需要が見込まれ、高いリセールバリューを維持しています。
高く売れる「定番カラー」とその特徴
中古車市場で常に高い需要を保ち、安定して高値で取引されるのは「定番カラー」です。これらの色は、幅広い層に受け入れられ、飽きがこない特徴を持っています。
ホワイト系(白)- 最も人気の高いカラー
人気度と市場価値
世界的にも日本でも圧倒的な人気を誇る色で、車種を問わず最も需要が高いとされています。特に「パールホワイト」は光沢があり高級感を醸し出すため、より高い評価を得やすい傾向にあります。
人気の理由
- 清潔感があり、飽きがこない万能な色
- 年齢や性別を問わず幅広い層に受け入れられる
- 小さな傷や汚れが目立ちにくい実用的メリット
- 視認性が高く、事故率が低いという安全面での利点
- ビジネス用やファミリーカーとして選ばれることが多い
注意点
水垢や泥などの有色汚れは目立ちやすいため、定期的な洗車が必要です。
ブラック系(黒)- 高級感とスタイリッシュさで人気
人気度と市場価値
ホワイトに次ぐ人気色で、常に高いリセールバリューを保っています。特に高級セダンや一部のミニバンで絶大な人気があります。
人気の理由
- 車に高級感や重厚感、スタイリッシュな印象を与える
- 夜間でも引き締まった見た目になる
- 所有者のステータスを示す効果がある
- フォーマルな場面でも違和感がない
注意点
小さな傷や水垢、粒子状の汚れが目立ちやすく、手入れに手間がかかります。また、熱を吸収しやすいため夏場は車内温度が上がりやすい傾向があります。
シルバー系(銀)- 実用性重視の定番色
人気度と市場価値
かつては世界的に人気No.1だった時期もあり、現在も根強い人気を持つ定番カラーです。特にセダン系車種で需要が高いとされます。
人気の理由
- 汚れや傷が最も目立ちにくく、普段使いでのお手入れが簡単
- 仕事用としてもプライベート用としても幅広く使える
- 実用性を重視する層からの需要が安定している
- 視認性が高く、安全性も評価されている
グレー系 – 都会的で洗練された印象
人気度と市場価値
近年人気が高まっており、都会的で洗練された印象を与える色として注目されています。
人気の理由
- ホワイトやブラックに比べて汚れが目立ちにくい
- モダンで上品な印象を与える
- 手入れのしやすさが評価されている
車種や流行によって評価が変わるカラー
定番色以外にも、車の種類やボディタイプ、流行によってリセールバリューが期待できる色があります。これらの色は、特定の条件下で高い評価を得ることがあります。
ブルー系
- 深みのあるネイビーや落ち着いたトーンのブルーは、セダンやスポーツカーで人気
- スバル車の「WRブルー」のように、メーカーのイメージカラーとなっている場合は高評価
- デメリット:傷や花粉・雨による汚れが目立ちやすい
レッド系(赤)
- フェラーリやマツダの「ソウルレッドクリスタルメタリック」など、特定ブランドと結びついた深みのある赤は非常に人気
- 情熱的で目を引く色だが、好みが分かれる傾向
- デメリット:日光による色褪せしやすく、傷も目立ちやすい
ブラウン・ベージュ系
- SUVや軽自動車を中心に人気を集めている
- ナチュラルな雰囲気やアウトドアテイストを好む層に支持
- 花粉や砂埃、泥などの汚れが目立ちにくいメリット
パープル系
- 軽自動車やミニバンのカスタム系グレードで人気が高い
- 白や黒系との販売価格の差が比較的小さい
イメージカラー/カタログカラーについて
新車発売時にCMやカタログのメインに使われる色は「イメージカラー」と呼ばれ、その車種を象徴する色として中古車市場でも一定の人気を保つことがあります。ただし、流行が過ぎると人気が落ちるパターンと、人気を維持して定番色と並ぶ価値がつくパターンに分かれます。
買取価格が下がりやすい「不人気色」
一般的に買取価格が低下しやすいのは、好みが偏る色や特殊な色です。これらの色は購入者層が限定されるため、中古車として売れるまでに時間がかかる傾向があります。
鮮やかすぎる原色系
- 極端なイエロー、蛍光グリーンなど
- 非常に個性的で目立つが、買い手を選ぶため需要が限定的
- イエロー系は視界に入りやすく事故に遭いにくいという安全面のメリットはある
特殊なオーダーカラーや限定カラー
- 新車購入時は魅力的でも、中古車となると特定の好みの人にしか響かない
- 売れるまでに時間がかかり、リセールバリューが期待しにくい
全塗装は絶対に避けるべき
不人気色だからといって、後から白や黒などの人気色に全塗装することは絶対に避けるべきです。全塗装には高額な費用がかかるだけでなく、査定時には「大きな傷などを隠すために全塗装した」と判断され、大幅なマイナス査定となる場合がほとんどです。メーカーの純正カラーは高度な技術でしか再現できないため、完全な純正色にはできません。
ボディカラーを長持ちさせるための対策
車の色褪せは経年劣化で避けられないものですが、日頃の手入れや保管方法によって進行を遅らせ、買取価格へのマイナス影響を最小限に抑えることができます。
保管環境の改善
- ガレージやカーポート保管:日光の当たる屋外ではなく、屋根のある場所に保管するのが最も効果的
- ボディカバーの活用:屋外駐車の場合はカバーをかけることで紫外線から保護
定期的なメンテナンス
- ガラスコーティング:走行中も保管時も紫外線による色褪せを防ぎ、傷や汚れ対策にも有効
- こまめな洗車と拭き取り:特に白や黒、濃色系の車は汚れが目立ちやすいため、定期的な洗車が重要
- 水垢・ウォータースポット対策:付着を防ぎ、塗装の劣化を抑制
まとめ:賢い車の売却方法
車のボディカラーは中古車の買取価格に大きく影響しますが、色だけで全てが決まるわけではありません。年式、走行距離、外装や内装の状態、オプション装備の有無、清掃状態、整備・修復歴なども査定に大きく影響します。
したがって、自分の好きな色の車を選び、愛情を持って丁寧に扱うことが最も大切です。もし不人気色の車を所有していても、落ち込む必要はありません。
高価売却を実現するための戦略
- 複数の買取業者に査定依頼:業者ごとに得意な車種や販売ルートが異なるため、査定額に大きな差が出ることは珍しくありません
- 一括査定サイトの活用:複数の業者を競合させることで、適正価格以上の高額査定を引き出すことが可能
- 車両状態の最適化:清掃やメンテナンスを徹底し、「大切に扱われた車」という印象を与える
- 売却タイミングの検討:需要が高まる時期を狙って売却する
車の査定額は「どこに売るのか」が非常に重要であり、適切な戦略を用いることで、ボディカラーのハンディキャップを補って余りある結果を得ることができるでしょう。愛車を最高価格で売却するために、本記事でご紹介した知識と戦略をぜひご活用ください。
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