走行距離が長い車は高く売れないのか?

愛車の売却を検討する際、「いくらで売れるのか」という買取価格が気になるものです。中でも「走行距離」は査定額を大きく左右する重要な要素とされています。このコラムでは、走行距離が買取価格にどう影響するのか解説します。

走行距離と買取価格の基本原則

車の査定では、走行距離が長くなるほど、車両の老朽化が進み、パーツの劣化や故障のリスクが高まると見なされるため、査定額が下がる傾向にあります。一般的な中古車市場における走行距離の目安は「1年で1万km」とされています。

この目安を基準に、以下のような傾向が見られます。

  • 5万km以下: 中古車市場で需要が高く、高値がつきやすい傾向にあります。特に3〜5年落ちで5万km以下の車は、購入後も長く乗れるため人気です。
  • 10万km以上: 車の寿命が「10年10万km」と言われるように、この走行距離を超えるとパーツが劣化し、故障のリスクが大きくなるため、査定額が大きく下がるのが一般的です。

多走行車(過走行車)と低走行車の査定ポイント

「多走行車(過走行車)」とは、一般的に年間1万kmを大きく超える走行距離の車を指します。しかし、走行距離が多いからといって必ずしも価値がないわけではありません。

多走行車のポイント

  • 定期的なメンテナンス: 走行距離が長くても、エンジンやブレーキ、タイヤなどの主要部品が良好な状態であり、定期的な整備記録が残っている場合は、車の管理状態が良好であると評価され、査定に有利に働く可能性があります。
  • 海外市場での需要: 日本国内では低評価でも、海外では耐久性の高い日本車(商用車、本格的な四輪駆動車、一部の希少なスポーツカーなど)に高い需要があるため、海外販路を持つ業者に相談することで、高値がつく可能性があります。

低走行車の注意点

走行距離が極端に短い車、いわゆる「低走行車」も、一概に状態が良いとは限りません。長期間乗らずに放置されていたり、近距離走行がメインであったりする車は、エンジンに負担がかかっている可能性や、バッテリー、ゴム部品の劣化が進んでいる場合があります。

売却する際は、なぜ走行距離が少ないのか、メンテナンス状況を明確に伝えることが重要です。年式が経過しているのに走行距離が極端に短い車は、放置による劣化リスクから査定額が低く見積もられることもあります。

どちらのケースも、年式と走行距離のバランスが査定時に重要視されます。

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まとめ

愛車の売却において、走行距離は重要な要素ですが、その状態やメンテナンス履歴、市場の需要など、走行距離以外の要因も買取価格に影響を与えます。走行距離が多くても高価買取できる可能性はあるので、一度気軽にご相談ください。

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